Paris Gourmand パリのおいしい日々2

パリ国立オペラ座バレエ バランシン・ロビンス・シェルカウイ&ジャレ(パリ9区)Ballet de l'Opera de Paris

03, 06 mai 2017

Opera de Paris. La Valse de Balanchine, En Sol de Robbins , Bolero de Cherkaoui/Jalet.
Très contente d’avoir revue En Sol que j’aime beaucoup avec ce charmant couple ainsi très bon corp de ballet. Ludomila nous a beaucoup manque… Qu’elle danse la semaine prochaine dans Forsythe.
5月3日。
パリ国立オペラ座バレエ「バランシン、ロビンス、シェルカウイ&ジャレ」。
ワルツ・ノーブル・エ・サンチマンタル&ラ・ヴァルス、コンツェルト・アン・ソル、ボレロ。ラヴェル尽くし、指揮者もフランス人な、愛国心あるプログラム。
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バランシン「ラ・ヴァルス」。オペラ座で初めて見る。ということは20年以上も、上演していないということかな?
洗練された軽やかなワルツ、のイメージを持つ作品だけど、今夜はうぅぅぅ〜ん。なんかみんな、カチカチでこわばっている感じで、ワルツを楽しんでいる雰囲気がない。NYCBの映像のほうがずっと見応えある。リュドミラを見るべくこの配役選んだのに、直前怪我でドロテに変更、、。ドロテ悪くないけど、リュドミラが見たかった。第一配役に期待しましょう。
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ロビンス「アン・ソル」。「ザ・コンサート」と並んでロビンスの大好き作品。でもこれも、なかなか上演してくれなくて7〜8年ぶりくらい?もっと?前回はマリ=アニエスやニコが最高だった。
このピアノコンツェルトは大好きだし、アールデコの巨匠エトレが手がけた舞台&コスチュームも素晴らしく、ロビンスのミュージカル的なチャームにぴったり。
2週間前、ショヴィレのガラでグダグダだったミリアム&マティアス、今回はちゃんと本領発揮。初日が苦手な二人なので最高の状態ではないにせよ、コールもかわいいし十分満足。
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ラストは3年くらい前にオペラ座で誕生したシェルカウイ&ジャレの「ボレロ」。21世紀のボレロは、映像と鏡を駆使したシュールな魅力がある作品。ダンサーは誰でもいいと思う。初演時は確かエトワール4人も配役したけど、だれが誰だかわからない部分が多かった。
無機質な宇宙の中に浮遊する有機質なダンサー、なイメージで、音楽とジヴァンシーのリカルド・ティッシによる衣装と合わせて、作品としてのよくできている。舞台上より鏡の中を見ているほうが浮遊感がより強まって魅力的かも。
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昨夜面白かったのは、指揮者のマキシム・パスカル。85年生まれの若い指揮者。若いからなのか、その身振り手振りが恐ろしく大きい。口ずさみや鼻息も。彼のすぐ後ろの席、辛かっただろうなぁ(笑)。がむしゃら感満載だけど、なんやかんやと上手にオケをドライブ。特にボレロの盛り上げ方、なかなかいい。ついつい、舞台から目をそらして彼の振りを見てしまう。プレートルやブーレーズを失ったフランスの、未来の巨匠になるといいね。
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Opera de Paris. La Valse, En Sol, Bolero, la 1ere distribution.
Beaucoup mieux pour La Valse avec suaves/gracieux Mathieu&Dorothee. Très beau En Sol avec la beauté absolue de Germain et mignonnne Leonore. Je veux voir En Sol avec Josua aussi…
Ce programme tout Ravel est vraiment génial. On apprécie vraiment les musiques et les danses qui vont parfaitement bien aux musique!
5月6日。
オペラ座バレエ「バランシン、ロビンス、シェルカウイ&ジャレ」。ファースト配役。
ラ・ヴァルス、断然こっちの配役がいい。ドロテ&マチューの優雅な気品と美しさにうっとりする。この作品の美を際立たせてくれる二人に加え、ユーゴの持ち前の柔らかな気品、骨格がバランシンに合っているハナちゃんやオドリックも、舞台映えする。
アン・ソルは、新エトワールカップル。レオノール、上手でかわいいけど、ミリアムみたいな情緒と叙情が第二楽章でもう少し欲しい。手首使いもミリアムに及ばない。ジェルマンがすごくよくてちょっと驚く。シルエットは完璧で後ろ姿見るだけで価値があると思っていたけど、ロビンスのちょっとコケットな音楽性もとても上手に表現。ポルテもうまくなったね。
女の子たちの率い方、マティアスが、”よかったら一緒に来る?”とちょっとためらい気味というか控えめなのに比べ、ジェルマンは、”そりゃみんな、ぼくについてくるよねぇ”みたいな感じ。これがジョジュアだと、”さあみんな!おいでおいでー!”になるのでしょうね。ああ、ジョジュアのアン・ソルも見たい、、。
大いに盛り上がった二つの作品に続き、ボレロも拍手大喝采で幕がおりる。神秘的で幻想的な舞台の作り方に感心するけど、やっぱりボレロは音楽の力が大きいね。というか、このラヴェル特集プログラム、全て、はじめに音楽ありきで踊りが音楽にぴったり寄り添っていてとても魅惑的。ミルピエにメルシー。



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by yukinokano2 | 2017-05-10 22:52 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化を中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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