Paris Gourmand パリのおいしい日々2

カテゴリ:アート( 107 )




クリスチャン・ディオール夢のクチュリエ展@装飾美術館(パリ1区)Christian Dior exposition Paris 1er

16 novembre 2017

La3eme fois
アール・デコラティフ美術館で開催中のディオール展、3回目の訪問。
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C'est la salle ou j'aime le plus.
この部屋のセノグラフィーが一番好き。
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Et cette salle est quand même extraordinaire!
でもやっぱり、最後の部屋はほんとすごい。映像も素敵で、ここだけで毎回30分いられる。
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http://www.lesartsdecoratifs.fr/francais/musees/musee-des-arts-decoratifs/actualites/expositions-en-cours/christian-dior-couturier-du-reve/





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by yukinokano2 | 2017-11-17 21:28 | アート | Comments(0)

ル・ボン・マルシェのノエルデコ(パリ7区)Noel au Bon Marche Paris 7eme

07 novembre 2017

Noel au Bon Marche. Ca fait rêver… J’ai repéré mon cadeau de Noel aussi😊
ル・ボン・マルシェのノエル。
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ツリーのオーナメントが本当に素敵で、あれもこれもあっちも欲しい。こんなオーナメントを飾れるツリーが置けるお家に住めるといいのになぁ💕
自分のクリスマスプレゼントの下見も完了😊 
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by yukinokano2 | 2017-11-09 02:27 | アート | Comments(0)

MOMA展@ルイ・ヴィトン財団(パリ)Moma a Fondation Louis Vuitton Paris

Une journée complètement libre et seule, la première fois depuis 9semaines!
Il fait beau, ideal pour voir des chef d’oeuvre de Moma😊
実に9週間ぶりの、外仕事も、急ぎの家仕事も、お友達との約束も、バレエや演奏会もない、完全一人でフリーな1日。
暦の上では明日から冬。寒いけどピカピカ太陽の、今年の秋の最終日。MOMA展を見に、フォンダシオン・ルイ・ヴュイトンまでゴー!
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2年前の秋に訪ねて、たっぷりのワクワクを味わったMOMAが懐かしい。
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ベルナール・アルノーは、前の秋冬、史上最強のシチューキンコレクションをパリに持ってきてくれたけど、今年はMOMA。2年続けて規模が大きい充実企画展をやってくれて、感謝感謝。
NYで感動したセザンヌのリンゴとの再会に嬉々とし、ホッパーにおののき、シニャックに惚れ直し、デ・キリコに首をかしげ、マティスに没頭し、クリムトにうっとりし、マンレイに見とれ、ダリに目を開き、マグリットに問いかけ、ディズニーにニッコリし、ポロックにうなづき、ジョーンズにワクワクし、リキテンスタインに微笑み、ウォーホールに手を振る。(ルソーとクレーも持ってきてほしかったな〜。)
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自分の影が映像に映ったり、アーティストが来場者の身長と名前を壁に書き込みながら完成させていく作品(最終日に見に来たい!)、スピーカーを一人一人の声に見立てて合唱させたり、ゲームをさせてくれたり、と、体験型の楽しいアートがタップリあるのもMOMAならでは。
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久しぶりのアートシャワーが、疲れ切った頭と体に染み入って、あ〜気持ちいい〜。
もう一度、またお天気の日に来られるといいな。
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by yukinokano2 | 2017-11-07 18:17 | アート | Comments(0)

パリ国立オペラ座バレエ(アゴン、グランミロワール、春の祭典)Ballet de Opera de Paris

27 octobre & 03 novembre 2017

27 oct:
Ballet de l’Opera. Agon de Balanchine, Grand Miroir de Teshigawara, Sacre de printemps de bausch.
Bof. Très très bien cote danse, musique/conducteur et violon. Bravo a tous, notamment a Valentine.
オペラ座バレエ。バランシン”アゴン”、勅使河原”グランミロワール”、バウシュ”春の祭典”。
多忙な10月後半。11月になってからゆっくり見ようと思っていたけど、サロネンが振るのが10月中と知り、慌ててガルニエへ。
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アゴン。んー、お遊戯みたい。大人の色気というか、シックな雰囲気を出すダンサーがいない。溜める部分やラインのシュッとした余裕のあるきれいさを、誰も出せない。ジェルマンの体がいかに美しいかと、ポールの将来性を改めて確認できたのが、慰め。マチアスとかジョジュアとかリュドミラとかミリアムで見たい。
グランミロワールは、勅使河原さんのオペラ座クリエーション。3度目の新作依頼、オペラ座と勅使河原さんは仲よし。振り付け&ダンサーもよいけど、音楽も見事。作曲者自らが振り、諏訪内晶子をソリストに迎えた、サロネンのヴィオロンコンツェルト。指揮者として有名だけど作曲家でもあるエサ=ペッカ・サロネン。作曲者自らが自分の曲を振るのを聴くの、多分初体験。本人が振るとこんなにも素晴らしいんだ!と目からウロコ。あぁ、夢の中でいいから、ワーグナーが自ら振ったワーグナーを聴きたい、、、。
音楽解釈が素晴らしい上、諏訪内さんのヴァイオリンがまたもう、感動的な音色。彼女の生演奏、20年以上ぶりくらい?すっごいな、さすが。だてに、若くしてチャイコフスキーコンクールで優勝したわけじゃない。あーっというまの30分間。これ、来週、指揮がサロネンでなくなると、どうなるのかしら、、。ちょっと怖くも楽しみ。
ピナの春の祭典は、オペラ座バレエの代表作の一つと言える。美笛ちゃん、オレリー、エレ、アリスなどなど、様々な生贄を見てきたけど、今夜は、今回初めて生贄をやらせてもらっているヴァランティヌ。好きなダンサーじゃないけど、想像以上にいいラスト。来週は誰が生贄かなー。
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03 nov:
Agon, Grand Mirroir, Le Sacre de Printemps.
Agon: Rien a voir avec la distribue que j’ai vue la semaine dernière. Sublissimo Myriam et Drothee et Mathieu!
Grand Miroir: Comme la derniere fois, fantastique violon d’Akiko Suwanai ainsi très belle pièce.
Sacre: Eleonora forever💕💕💕
アゴン:先週のお遊戯とは別物。文句なしのマチュー、ドロテ、そして筋の伸び方の美しさに圧倒されるミリアム。しかも、あんな表情ができるようになったんだねぇ、愛くるしさの塊みたいだったミリアムが、と、なんだかジーン。
グランミロワール:女の子の中でダントツよかったリディーがいなくて残念。先週のサロネンの指揮に比べると、オケは、うぅむ。諏訪内さんのヴァイオリンは相変わらず見事で、舞台見ながら、彼女の指さばき見るのにも大忙し。
祭典;エレオノーラの見事さに尽きる。ヴァランティヌも思ったよりよかったけど、エレと比べちゃうと、エトワールとコリフェ、くらいの差が出る。もはや人間ではなかった、、。この20年近く、美笛ちゃんやオレリー、もちろんエレも含めてたくさんの生贄を見てきたけど、今宵のエレは、昔々に見た美笛ちゃんと並んで、一生記憶に残る。多分このシリーズの祭典が、彼女の最後の生贄になるのでしょうね。
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by yukinokano2 | 2017-11-07 18:09 | アート | Comments(0)

シャネル@コレット(パリ1区)Chanel chez Colette Paris 1er

02 novembre 2017


Chanel ❤️ Colette. Quelle magnifique collaboration!
閉店を12月に控えたコレット😢 今週から始まったシャネルとコラボしたポップアップコーナーが、とっても素敵
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ワクワク感満載の、美しいものたちぎっしりの、まるで美術館のようなスペース。地下のウォーターバーももちろんコラボしよう。コレットもシャネルも、いいメゾンだねぇ。
コラボのロゴをあしらった、瞬時に売り切れた限定Tシャツ、欲しかったな。また入荷するのかしら?
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http://www.colette.fr





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by yukinokano2 | 2017-11-03 01:29 | アート | Comments(0)

アンプラント(パリ3区) Empreintes Paris 3eme

27 octobre 2017

Empreintes, il est comme un musee d'art. J'aime bien venir ici.
アンプラントは、1年くらい前に誕生した、メティエダール(職人工芸)へのオマージュ的な、コンセプトストア。
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フランス中で活躍する工芸クリエーターたちの作品を飾り、販売している。”アトリエ・ダール・ド・フランス(フランス工芸アトリエ協会)”に加盟している何千人ものクリエーターの作品を、定期的に入れ替えながら、広い空間で披露してくれる。
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コンセプトストアだけど私にとっては美術館の感覚。ふらりと立ち寄るたび、どんどん違う作家の作品が並んでいて、いつ来ても新鮮な楽しさがあって、好き。
アンプラントは、フランス語で、指紋、刻印、みたいな意味。それぞれが唯一無二である工芸クリエーターを彷彿させる、素敵な店名だな、って思う。
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https://www.empreintes-paris.com



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by yukinokano2 | 2017-10-28 06:50 | アート | Comments(0)

パリ国立オペラ座ドン・カルロス Opera de Paris Don Carlos de Verdi

25 octobre 2017

Opera de Paris, LE spectacle de cette saison. Don Carlos, version originale en français, en 5actes.
Kaufmann, Granca et Tesier et Yoncheva. Quels chanteurs tous ensemble, bien naturellement notamment Garance et Kaufmann.
Merci merci merci a Stephane Lissner d’avoir realise un tel spectacle a Paris.
パリ国立オペラ座。今シーズン最初のオペラは、ドン・カルロ”ス”。フランス語ヴァージョン5幕のオリジナル版。150年前、ヴェルディはこの作品を、パリ国立オペラ座からの依頼で誕生させた。
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滅多に上演されないフランス語5幕版。1幕入れるのは大正解。この幕の前半だけが、このオペラほぼ唯一の幸せな部分。その後の様々な悲劇とのコントラストがついていい。
愛情、友情、親子の葛藤、権力、政治、宗教、戦争、犠牲、嫉妬、、、。人間の様々な業が、これでもか、とばかりに詰め込まれた超大作。休憩50分を挟んで、18時始まり22時40分終了。ほとんどワーグナー時間。
ヴェルディ音楽のフランス語は、なんかちょっと情緒的で面白い。
クリストフ・ワリコフスキの演出、もっと変かと期待していたけど肩透かし。特に可もなく不可もなくつまらない。
ジョルダンが鍛えたオケは、このオケとしてはかなり頑張ったと思う。珍しくほとんど変な音もなく、ジョルダンの丁寧な感情表現にがんばってついてきていた。彼がウィーン国立歌劇場に行っちゃったら、パリはまた暗黒時代に戻るのかななぁ。
この公演が、早春の製作発表と同時に大いに騒がれたのは、何と言っても歌手のキャスティング。タイトルロールはもちろんヨナス・カウフマン(ヒューヒュー💕)。高音の切ない美しさは相変わらず健在でうっとり、ソプラノ、メゾ、バリトン、バスとの二重奏もどれもため息。でもこの作品、ドン・カルロスの傑作アリアがひょっとしてないの?1〜2幕出ずっぱりだしたくさん声も聴けて、舞台端に立つ時は彼までの距離数メートルにワクワクするけど、ほんのちょっぴり物足りない。
その分というか、今夜カウフマンをほとんど食ってしまうほどの圧倒的存在感をみせたのが、エボリ姫のエリナ・ガランチャ。この今をときめく美貌のメゾソプラノの魅力、どう表現したらいいんだろう。声の質も声量も歌唱力も表現力も、そして姿形も演技力も圧巻というか常識を超えている。2つのアリアのブラヴォは、カウフマンを超えて今夜一番。2幕のアリア、あまりにすごすぎて口が開いちゃって、よだれ出ちゃった。この間の夏のカルメン、やっぱり生で見たかったなぁ。一晩しか歌わず、どうやってもチケット取れず、テレビ中継で見たけど、生で受ける感動と比較にならない。ドンカルロスも、先週の生放送日の映像がまだネットに残っていて、これも見ていてすごいなぁと思っていたけど、やっぱり生とは似て非なるもの。演奏会やオペラ、バレエは、ライヴに限る。
ロドリーゴのルドヴィック・テジエは相変わらずの見事な歌いっぷりと表現でこちらも大満足。カウフマンとの親友ぶりにウルウルする。エリザベットのソニア・ヨンチェヴァも、声量と表現力豊かな声で、ともすればガランチャに負けそうなところをよく頑張った。エリザベットは本当はもう少し可憐な声がいいのかもしれないけど、カウフマン、ガランチャ、テジエというスーパースターたちの声の横だと、これくらいの強さがないとかき消されちゃうかもしれないね。
歌手の満足度に点数つけるなら、ガランチャ120点、カウフマン95点、テジエ90点、ヨンチェヴァ80点。ついでに、フィリップ2世のドミトリー・ベロセルスキ(って読むのかな?)もいい味出しているし、歌手陣、一人一人が世界有数のオペラハウスでタイトルロールを歌える実力がある、かつてのパリではありえなかった素晴らしさ。
このプロダクションを記念年に上演してくれた、オペラ座総裁ステファン・リスナーに、ただただ感謝。生涯忘れららないオペラ体験の一つになりました。
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by yukinokano2 | 2017-10-27 15:22 | アート | Comments(0)

ロザリオ礼拝堂(ヴァンス)Chapelle de Rosaire de Henri Matisse (Vence)

12 octobre 2017

Bonjour monsieur Matisse!
ボンジュー、ムッシューマティス。
アンリ・マティスが細部に至るまで装飾を手がけたロザリオ礼拝堂、しばらく来ない間にリニューアルしてた。ちょっと美術館的になっちゃったね。
晴天の11時半、青、緑、黄のステンドグラスの光の戯れが、それはそれは感動的に美しい。今までに6〜7度も来ているけれど、今回の輝き具合はいちにを争う見事さ。なんど来ても、しみるような感動に包まれる場所。
マティスによると、10月16日の11時が、色が一番美しく床に映るそう。画家本人が考える最高の瞬間に、かなり近い😊
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by yukinokano2 | 2017-10-15 04:14 | アート | Comments(0)

ムーリス・コンテンポラリーアート賞(パリ1区)Prix Meurice pour l'art contemporain (Paris 1er)

09 octobre 2017

Soiree Le Prix Maurice pour l’art contemporain. Deja 10eme année! Le temps se passe vite. Je me souviens très bien de la premiere annee, la piece gagnante, la belle “baiser”.
ムーリス・コンテンポラリーアート賞のソワレ。今年でもう10年目。1年目の優勝作品を今も覚えている。湾曲しながらキスしあう2本の柱だった。翌年のガレット・デ・ロワのフェーヴを、カミーユ・ルセックはこの作品のミニチュア版にしたっけ。時が経つのはほんとはやいなぁ。
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今年の受賞者&作品はこちら。香水師とコラボしているそうで、近づくといい香りがする。
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ジャン=シャルル・カステルバジャックが指揮をとる、グラムールなソワレ。アート&モード界の巨匠たちがわらわらする中、私たちは、ラディオ・クラシック(クラシック専門ラディオ)のパーソナリティーを見つけて、彼とお話するのに夢中。ラジオで聞く時以上に素敵な声♪
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ソワレの最後は、スターシェフパティシエ、セドリック・グロレ&彼のチームによる、10周年お誕生日ケーキと、セドリックの代表作、可愛いフルーツやお花の犯したいt。
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同じドーチェスターグループの、プラザ・アテネがモードに特化する傍らで、ル・ムーリスはコンテンポラリー・アートにフォーカス。それぞれ個性的なスタイルがあって素敵ね。
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https://www.dorchestercollection.com/fr/paris/le-meurice/services-de-lhotel/art-contemporain/



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by yukinokano2 | 2017-10-10 19:16 | アート | Comments(0)

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団&ズービン・メータ(パリ)Winer Philharmoniker & Zubin Mehta Paris

05 octobre 2017

Wiener Philharmoniker & Zubin Mehta. Quelle sublime soiree!
ウィーン・フィルハーモニカー&ズービン・メータの演奏会。
この極上の組み合わせで、4年くらい前の春に、ブルックナー8番を聴くはずだった。のに、歴史に残る大雪のため、前夜ベルギーだかどこかで演奏会をしていた団員たちのバスがパリに来られなくなり、キャンセルになって、泣いた、、。
あの時聴けなかった黄金コンビがようやく再びパリにやってきた。
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ブラームスの悲劇的序曲、ハイドンのヴァイオリン・セロ・オーボエ・ファゴット&管弦楽のための協奏交響曲、バルトークの管弦楽のための協奏曲。
ほとんど聴いたことがない曲ばかり。でも、いざ演奏会が始まると、なぜこのプログラムなのかがよーくわかった。
ブラームスで、僕たちウィーンフィルはこんな感じのことができるんですよ、と軽く自己紹介したのち、4つのセクションのトップたちを主役にした個人芸の見事さ&ウィーンフィルならではの弦の魅力を存分にアピールするハイドン。そして最後は、バルトークで、曲の難しさ&振りの難しさをものともせず、各パートの魅力を華々しくみせつける圧巻の40分。凛々しく、深く、明るく、軽やかに、秘めやかに、笑みを浮かべ、ろうたけ、さざめき、飛び跳ね、瞑想し、歌い上げる、という感じ。最後の10分間はもう、常軌を逸してた。
このオケの弦は、いつも思うけど、本当に生き物。全員揃って同じ響きを、完璧なタイミングで合わせてきて、一つの有機的な物体となってうごめく感じ。他のどのオケよりも、細かなアイコンタクトが行われ、団員の阿吽の呼吸がずば抜けている。まるで壮大な室内楽。
この間ベルリンフィルで感動したクラリネットトップのお兄さんのクラを始め、木管もかなりいいし、金管もまあまあ。でもこのあたりは、やっぱりベルリンフィルのほうがいい。すべての弦の圧倒的な有機性の魅力が、このオケ最大の魅力だと思う。
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齢80を超えてなお、生気溢れ、体幹がピシッとしたメータの美しい指揮姿はもう、神様のよう。思わず拝みたくなる。
余韻の短いストイックな古い劇場の音響に見事に合わせた、情緒がありながらピシッと決まる音(というか休止)が、たまらなく美しい。オケの団員からの尊敬度は、去年聴いたメータの仲よしバレンボイムより方が高い気がする。
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そして、メータはもちろん団員の靴は今夜もピッカピカ。ウィーンフィルハーモニカーの靴のきれいさは、いつも見とれる。
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オケの演奏会では非常に珍しく、アンコールまで披露。このオケの十八番、シュトラウス2世のウィナーワルツ。もちろん素晴らしくて楽しいけれど、バルトークの凄さの余韻に包まれたまま終わってくれてもよかったな。
このカップルを、また聴ける機会がありますように、、。と、劇場を出るとキラキラ輝いていたエッフェル塔に願掛け。
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by yukinokano2 | 2017-10-09 17:57 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化を中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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