Paris Gourmand パリのおいしい日々2

カテゴリ:アート( 88 )




ザ・レッド・ガーデン@マンダラン・オリエンタル・パリ(パリ1区)The Red Garden a Mandarin Oriental Paris

17 juillet 2017

The Red Garden signe par Christophe Gautrand & cocktails base de Tanqueray.
Dans une ambiance a la fois naturelle et designe, avec de bons cocktails éphémères, très bonne l’heure d’appétit. Jusqu’au 16 septembre.
ランドスケープデザイナーのクリストフ・ゴトランが、マンダラン・オリエンタル・パリのテラスバーをデザイン。木や紐を多用したナチュラル&デザインなテラスで、小鳥たちを愛でながら、タンカレージンをベースにしたスペシャルカクテルでのんびりアペリティフタイム。
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昼間はアチアチだったけど、この時間は風が涼やかで心地いい。夏のテラスはいいなぁ。
ゴトランのデザイン&スペシャルジンカクテルは、9月16日まで楽しめる。
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http://www.mandarinoriental.com/paris/



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by yukinokano2 | 2017-07-19 18:37 | アート | Comments(0)

オペラ座バレエ ドラミング・ライヴ(パリ)Opera de Paris Drumming Live

11 juillet 2017

Le dernier ballet de ma saison a Opera de Paris.
パリ国立オペラ座バレエ、今シーズンラストは、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルのドラミング・ライヴ、オペラバスティーユにて。
チケットが売れていなくて&ケースマイケルが得意でないので&興味なし配役で、全然期待せずに行ったら、思ったよりずっとよかった。
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Drumming Live de Anne Teresa de Keesmarker. Pas mal. La meilleure pièce d’elle pour moi.A la saison prochaine, Opera de Paris!
舞台上で繰り広げられる、様々なパーカッションが打ち鳴らす、スティーヴ・ライヒのミニマリズム音楽。メロディというものがほぼほぼないシンプルな秩序の中に、なぜか無秩序がそこここに顔をのぞかせる。そしてダンスは、まるで無秩序に見えるのに、くっきりとした秩序が存在している。音楽とダンスの、秩序と無秩序の交わりが、なんとも面白い。
ずっと同じ、なのに、微妙に少しずつ変化が続いていて、60分間飽きずに興味深い。
これが並みの振付家だとあくびがでちゃうでしょうね。さすが、コンテンポラリーダンスの巨匠と言われる一人。今まで見たケースマイケルの中では、一番好きだな。
ドリス・ヴァン・ノッテンによる衣装は、生地の質感がきれい。ケースマイケル&ヴァン・ノッテン&ライヒの組み合わせは、コンテンポラリーダンスの一つの黄金律ね。
オペラ座バレエ、今シーズンもありがとう。9月にまたね。
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by yukinokano2 | 2017-07-15 00:14 | アート | Comments(0)

ショーメ新作発表会&縁日博物館(パリ1区&12区)Chaumet une fete @ Musee des arts Forains Paris 1er&12eme



Très chouette soirée de Chaumet avec la exquise nouvelle collection de haute joaillerie “Chaumet est une fete”, au Musee des Arts Forains.
ショーメの新ハイジュエリー”ショーメはお祭り”を祝して、シークレット・パーティ。
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ヴァンドーム広場のショーメ本店に集合し、シャンパーニュ片手にレトロなバスに揺られて連れて行かれた先は、パリ街はずれにある、縁日博物館。
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On s’est bien amuses aux jeux et a beaucoup gagne😊
古きよき時代の夏祭りに出ていたような、レトロなマネージュ(メリーゴーラウンド)、自転車を必死にこいで回すマネージュ、射的、ボールゲーム、などなどなどなどがぎっしり詰まった、チャーミングな博物館。
この素敵な場所で、今夜は新コレクション発表会&縁日遊び。
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ポップコーン片手にカフェギャルソン走り競争に夢中になり、綿あめ頬張りながらブランコに乗り、緑豊かなお庭で涼み、りんご飴舐めながらショーメの新作ハイジュエリーコレクションを眺める、楽しく美しい宵。
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どのゲームも遊戯も面白くて、友達みんなで夢中。大笑いしながら、はまりまくり。私は、ギャルソンレースと射的しか勝てなかったけど、仲よしは4つの遊戯に勝って、景品全部くれた♪ 戦利品は、スノーボール、コンパクト、オルゴール、マネージュ模型、くまちゃん、ドミノ。
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Belle et amusante. Tres belle soirée. Merci Chaumet
子供の頃、日本の縁日で、水風船釣ったり、スーパーボールすくいをしたり、綿あめ食べたり、あんず飴頬張って楽しく過ごしたのを思い出すなぁ。
童心にかえる楽しさとシックな雰囲気を上手に融合させた素敵なソワレ。ショーメ、メルシー!新コレクション”ショーメは祝祭”はあらためて、本店でじっくり見させてもらおう。
ハイジュエリーは美しく、縁日は楽しく。ショーメ、感謝


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https://www.chaumet.com
http://arts-forains.com





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by yukinokano2 | 2017-07-04 23:44 | アート | Comments(0)

オーギュスト・ロダン展(パリ8区)Expo Augustin Rodin a Grand Palais Paris 8eme

28 juin 2017

Apres un travail et avant une soirée, petite visite pour saluer a Monsieur Rodin, qui nous a quitte il y a 100ans.
仕事とソワレの隙間時間、グラン・パレで開催中のロダン没後100年展へふらり。
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ロダンの彫刻&デッサンと、近代彫刻の巨匠の影響を受けた、ジャコメッティ、ピカソ、マティス、デ・クーニングなどの作品も。
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う〜ん、彫刻はよく分からない。
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by yukinokano2 | 2017-06-30 21:36 | アート | Comments(0)

マレイ・ペライア ピアノリサイタル(パリ) Murray Perahia Piano Recital Paris

22 juin 2017

Murray Perahia, pour la première fois dans ma vie.
Mon dieu, il est, il est,, il est,,, incroyable. Il ne jeu pas le piano, il prie pour le piano…. Un moment de pur bonheur.
今シーズン最後の演奏会は、マレイ・ペライアのリサイタル@音響がよすぎるフィルハーモニー・ド・パリ。
巨匠、初体験
💕
高かった期待をさらに上回る、というか、期待とは違う次元に連れて行ってくれた、すごい夜。
グラモフォン移籍後初のアルバムとなったバッハ「フランス組曲」6楽章で、巨匠の真骨頂のピアニッシモを堪能し、シューベルトの即興曲でなめらかな音の連なりに恍惚とする前半。右手中指に絆創膏。大丈夫? 後半は、モーツアルトのロンドを前奏曲的に置いたのち、最後はベートヴェンソナタ32。このソナタが、ものすごかった。
指だけでなく身体中でなされる演奏は、ペライアが弾いているというより、ピアノが自ら、ペライアという、ピアノに魂を捧げた練達のピアニストを媒体に、ベートヴェンの濃密な傑作ソナタを奏でているよう。2楽章の中間、圧巻。この人のジャズ演奏を聴いてみたいと思わせる、饒舌な音。ピアノの魂が楽器を飛び出し、会場中に満ち溢れちゃう感じ。静けさに包まれているはずの会場が、すごく興奮しているのを感じる。この瞬間、会場中の人間が、すごいトランス状態に陥ったはず。
真綿で包まれたような、柔らかくちょっとくぐもったような音に、巨匠のピアノに対する敬虔と謙虚を感じる。祈りを捧げるような表情も素晴らしい。技術云々じゃない(すごい技術だけど)、彼はピアノという芸術に仕え、ピアノから、一音一音に生命と存在意義を与える特権を与えられた人なんだ。
アンコールはなし。いらない。あんな濃密な30分近くを聴かされた後に、アンコールは無意味。
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会場で配られた雑誌は、彼を”生きる伝説”として特集していた。まさにその通り。
来年また、生きる伝説がピアノに捧げる祈りを体感できますように。
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by yukinokano2 | 2017-06-26 15:56 | アート | Comments(0)

パリ国立オペラ座バレエダンサー振付家公演 Opera de Paris Bertaud, Valastro, Bouch, Paul

13 juin 2017

Ballet de l’Opera de Paris. Bertaud, Valastro, Bouche, Paul. Quatre danseurs de l’Opera qui ont la double casquette comme choregraphe.
Classique revisite avec de très beau costume de Olivier Rousteing de Balmain (Celine Dion était permis nous en habit de Balmain), petit clin d’oeil pour Italie (Simon, Eleonora et Alessio), sur réalisme, et conceptuel. Intéressant.
Vraiment dommage que Mathias n’ait pas danse…
オペラ座バレエ、ダンサー振付家のソワレ、初日。オペラ座の現役ダンサーで振付も手がける4人の、新作ミックスプロ。
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セバスチャン・べルトーの”ルネッサンス”。
名前の通り、クラシックのバレエの再生。バランシンとキリアンとミルピエの美を混ぜ合わせたようで、きれいはきれい。周りのフランス人は、つまらない、と。確かに、新鮮味はないかもね。私は嫌いじゃないけど。
マチアスが降板したのが残念。まさにマチアスのため!のような躍動感あふれるソロ満載なのに。パブロが代役だったのは不幸中の幸いだ。パブロは次世代のマチアス。
この作品はなによりも、衣装。25歳にしてバルマンのアートディレクターに抜擢されたオリヴィエ・ルステンが手がけたオートクチュール衣装は、初日の前から雑誌でもたっぷり取り上げられて話題になっていた。写真で見たときはふーん、だったけど、動かしてみると、そのきらめき感というか存在感、すごい。ルステン天才だ。その登場でパレ・ガルニエ中を騒然とさせたセリーヌ・ディオンがまとっていたのもバルマン。この作品を見に来たのね。
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シモン・ヴァラストロの”マッチ売りの少女”。
歌手が入って字幕付きの歌が伴奏。なので、字幕を追うと、ダンサーたちが見られなくなる。イタリア人のシモンが自作に選んだダンサーは、同じイタリア人のエレとアレッシオで、チーム・イタリア。私はピンとこなかったけど、フランス人たち絶賛。
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ブルノー・ブシェ、”アンドゥーイング・ワールド”。
センス悪いシュール、と私は思ったけど、これも横のフランス人たちは、オツだと。好みってほんと、人それぞれ。少なくとも、マリオンがスタイル抜群というのはよくわかった(笑)。
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ニコラ・ポールの、”山々の7.5m上”。
ダンサーたちの写真の使い方と動かし方、悪くない。ただ、全く同じ雰囲気のままでの30分間は飽きる。横の若い子は完全に飽きちゃって携帯いじりだして、周りの人たちから文句言われてた。
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ミルピエがダンスディレクターだった時代にプログラムされた、独創的な公演。興味深くはあるけれど、振付の難しさをしみじみ感じると同時に、過去ならクランコやロビンス、ちょっと前ならノイマイヤーやフォーサイス、そしてこれから大成していくだろうパイトやスカーレット、ペックなんかがいかにセンスとひらめきに満ちた振付家なのか、というのを再認識する。
A Opera Garnier, on se croise avec une grande chanteuse
そして今夜最大の山場は、なんといってもセリーヌ・ディオンの来場。
ファンとパパラッチで、終演後のガルニエ前は騒然。

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by yukinokano2 | 2017-06-21 23:41 | アート | Comments(0)

パリ国立オペラ座2度目のエフゲニー・オネーギン&アンナ・ネトレプコ Opera de Paris Oneguine & Anna Netrebko Paris

28 mai 2017

Opera Natonal de Paris, Eugene Oneguine avec Anna Netrebko, 2eme fois💕
Je la considerais comme un ange mais en realite, elle est Le Dieu.
Plus que incroyable, vraiment ça valait la peine de l’ecouter a nouveau dans cette belle pièce avec une distribution carrément parfaite, cote voix et cote physique.
パリ国立オペラ座、エフゲニー・オネーギン、また来ちゃった。人生初の、同一オペラ公演2度体験。バレエなら同じ公演配役で3度も4度も見ていたけど、オペラでもついにやってしまった、、。
だって、アンナ・ネトレプコがすごすぎるのだもの💕
昔から、彼女は天使と思っていたけど、この舞台では、彼女はもう、神。長く美しい手紙のアリアをドラマティックに歌い上げたのち、まるでもうラストシーンかのごとく、恐ろしく盛大な拍手。フォルテもいいけど、ときに切なくときに訴えかけてくるようなピアノの部分もまたたまらない。女優顔負けの演技力も重なり、彼女の存在は麻薬的。正気を失うし、魅力に抗えない。
アンナ様だけでも2度見る(聴く)価値あるうえ、オネギンはこの役を当たり役にしているペーター・マッティ、レンスキーは今度の秋ドン・カルロスをカウフマンとダブルキャストで歌うパヴェル・チェルノフが、声も姿も完全に物語にぴったり。ほんと、クランコのバレエに重なるなぁ。オルガもチャーミングだしグレーミンもいい姿&声で、主役級5人揃いもそろって、そのまま映画で使えそうな雰囲気。演出&ライティングは、やっぱり惚れ惚れするほど好みだし、アンナ様は前回と演技の遊び方がちょっと変わって今日もまたとってもかわいらしい。
好きな作品&好みの演出&いい歌手陣&普段より金管がまともなオケ、そしてアンナ様という、二度とないだろう好条件に加え、奇跡的にチケットがたくさん余っている(ネトレプコ公演でチケットがあまるなんて聞いたことない)幸運も揃い、思わずサイトでポチッとしてしまった。
外は太陽の熱気がすごいけど、オペラバスティー ユの中も、アンナ様&素敵な舞台の興奮でこちらも熱気に包まれる。神が歌う日は、残すところあと1日。ついついフラフラオペラバスティーユに行かないよう、夕食の予定、入れておこう、、。
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by yukinokano2 | 2017-05-30 05:26 | アート | Comments(0)

パリ国立オペラ座 エフゲニー・オネーギン(パリ12区)Opera de Paris Eugene Oneguine

22 mai 2017

Un des meilleurs opéra de ma vie.
Annna Netrebko, plusque parfaite! Elle est un ange… Les trois hommes, pas mal du tout. La mise en scène & lumière & costume, bravo!
パリ国立オペラ座、エフゲニー・オネーギン。極上のソワレ。
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ネトレプコは天使か女神か。彼女の美声に、広大なオペラ・バスティーユの空気が震えた。今まで見たネトレプコで最高。歌も多くてたっぷり聴けて、ただただ至福。失恋して泣いちゃうところ、可愛いすぎ。オペラ関係の知り合いは、”タチアナを歌うにはちょっともう歳が、、、”なんて言っていたけど、全然そんなことない。
オネギン、レンツキー、グレーミンの男性3人も全くもって悪くない。見た感じもシュッとしていて、ほとんどバレエのオネギンの世界。
ヴィリー・デッカーの演出は、シンプルで抽象的、かつシーンを見事に表現していて秀逸。細かいポイントの演出力にぐっとくる。ライティング、衣装を含めて、見事な舞台。
オケはまあ、もともと期待していないのでこんなものでしょう。だけど、チャイコフスキーのメロドラマ調の音楽と台本には感動せずにはいられないし、なにより、ネトレプコのこの世のものと思えない美声と演出系のレベルの高さで、人生のオペラ体験の中でベスト5に入る素晴らしさ。これでオケがよければ、ベスト3にはいるのに(笑)。
ネトレプコなのに、なぜかチケットがまだ残ってる。もう一度観に行こうかと、ただいま真剣に思案中。
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by yukinokano2 | 2017-05-25 19:54 | アート | Comments(0)

シュタッツカペレ・ドレスデン、パリ公演 Sachsische Staatskapelle Dresden a Paris

19, 20 mai 2017

19 mai:

Sachsische Staatskapelle Dresden & Christian Thielemann. J’adoooore cet orchestre. Bienvenu a Paris!!
Quatre derniers Lieder avec Renee Fleming et Une sympahonie alpestre. Hommage a Monsieur Strauss qui a béni cet orchestre avec beaucoup de ses pièces.
シュタッツカペレ・ドレスデン&首席指揮者クリスチャン・ティーレマン、パリ公演@シャン・ゼリゼ劇場。待ってました〜😆
ドレスデンはゼンパーオパーを本拠地とする、世界屈指のオーケストラ。創立1548年というとんでもない歴史を持っている。
2年くらい前にドレスデンに行った時、この美しいオペラハウスに三晩通って、噂通りのオケのレベルと抜群の音響に興奮した。半年くらいドレスデンに住みたい、としみじみ思った。
今夜はオールシュトラウスプログラム。このオペラハウスは、シュトラウスのオペラをたくさん&ワーグナーも二つ初演している、二人のリヒャルトから愛された世にも幸せなオペラハウス。
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前半は、「最後の4つの歌」を、ルネ・フレミングで。
んー、声の響きはきれいだけど、ちょっと通らないというか、グラグラで不安定というか。期待が高すぎたかな。それとももう最盛期をすぎちゃっているのかなぁ。予習をジェシー・ノーマンでやったので、そちらがよすぎたのかもしれない。去年、バイエルン国立オペラ菅&ペトレンコ&ダムラウで聴いた時のほうがよかった。
ティーレマンが、かなりフレミングに気を使いながら振っているのがおかしい。
このクラスのソプラノになると、衣装もそれはそれは見事。美人さんだし、衣装がよく映える。

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後半は「アルプス交響曲」。1915年に、このオケが、シュトラウス自身の指揮で初演している。
ドレスデンで聴いた時同様、深みがあり決して饒舌になりすぎないアンサンブルと、金管&木管がすばらしい。特にホルンには脱帽。深みのある柔らかな調べもいいし、軽やかで軽快な(ホルンなのに)パッサージュも抜群にうまい。
たくさんの管に加え、ウィンドマシーン、カウベル、サンダーマシーンにオルガン、チェレスタと、盛りだくさんの137人。舞台ぎゅうぎゅうぎっしりで、せっかくの大音量が、ステージの中にこもりがちなのがもったいない。こういう大きな曲こそ、フィルハーモニーみたいなホールで響かせて欲しい。
めまぐるしくパートが入れ替わる管を追うのが楽しくて、ティーレマンの指揮になかなか目がいかない。端正に理知的に、ついにここで感情が爆発するかな?という時に、ふっとまた理性に戻るような、どっぶりとドイツ的なこのオケに似つかわしいドイツ人。
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終演後、フレミングのサイン会。
とても気さくに、笑顔をたたえながらファンと言葉を交わしたりたくさんサインをしてくれている。いい人だ、と聞いたことあるけど、そんな人柄がにじみ出てる。そして彼女は左利き。
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20 mai:

Sachsische Staatskapelle Dresden & Christian Thielemann, a nouveau💕
Apres deux soirée de mon cher orchestre, maintenant Tannhauser de Petrenko&Bayerische Staatsoper en streaming (seulement le son mais quand-même!) et demain soir, c’est Netrepko dans Onegin a Opera Bastille. Vive la musique!
二日続けて、シュタッツカペレ・ドレスデン&クリスチャン・ティーレマンパリ公演。二日もやってくれるなんて、ありがたい。
今夜は、フォーレとシェーンベルグの”ペレアスとメリザンド”聴き比べと、ラヴェル”ピアノコンツェルト1番”。
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フォーレはプレリュードだけ。柔らかく叙情に満ちた音に続き、拍手なしにラヴェルの軽快な作品へと続く。
ピアノは、2011年に20歳でチャイコフスキー国際コンクールグランプリを獲得した、若手ホープ、ダニール・トリフォノフ。時にうっとり目をつぶって、時に微笑みを浮かべながら、時に鍵盤に覆いかぶさるように鼻息も強く立てながらの表情豊かな演奏は、確かに技術すごい。コンクール感満載。これからもっと表現力磨いていくのでしょうね。2楽章のピアノ&コーラングレの掛け合いが、たまらなく素敵。
ドレスデンの、ラヴェルなのに軽やかでツヤツヤではなくしっとり落ち着いた音色にあっている。と、後で調べたら、このオペラハウスのレジデンスピアニストをやっているそう。なるほど相性いいはずだ。オケのつけ方もティーレマンの振りも、前夜のフレミングに対するのに比べてずっと自然体なのも納得。
アンコールは長めの曲(なんだったんだろう?)を本気弾きで、リサイタル状態。
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後半、シェーンベルグの”ペレアスとメリザンド”は初めて聴く作品。予習では全然ピンとこなかったけど、生で、かつこの手の作品を上手に表現出来るドレスデン&ティーレマンだと話は違う。最初から最後まで、おぉぉぉ! ワーグナー的、という説明も完全に納得できた。このオケはやっぱりワーグナーを聴いてみたい。
重心が低いどっしり構えた太く厚い見事な弦の土台に、様々な菅がこちらも骨太な音を積み上げる、独特な音色。夢想ではなく、思索であり哲学。太陽のきらめきや木漏れ日ではなく、深い森に湧き上がる幻想的な濃い霧。
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二日連続の大好きオケの演奏会の翌日は、ライヴストリーミング(音だけだけど)で、バイエルン国立オペラ&キリル・ペトレンコで、新作タンホイザー初日を聴く💕 明日は、パリオペラ座でアンナ・ネトレプコが歌うオネギンだし、連日の極上音楽三昧で嬉しいな♪





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by yukinokano2 | 2017-05-22 01:22 | アート | Comments(0)

パリ国立オペラ座バレエカニンガム&フォーサイス&ジェレミー・ベランガール引退公演 Ballet de l'Opera de Paris

9,13 mai 2017

9 mai:
Belingard/Cunningham/Forsythe.
J’ai choisi cette date pour voir Ludmila, Eleonora et Francois. Hélas, personne s’est montre sur la scène😢
Heureusement, extraordinaire Jérémie était la. Lui et sa pièce étaient sublimes, tout simplement! Il me manquera beaucoup…
Bravo a Hana, Lydie et surtout a Pablo dans Herman Schmerman.
9日。
オペラ座バレエ。カニンガム・フォーサイスプログラム。アメリカ人振付家対決だね。
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リュドミラとエレ&フランソワが見たくてこの日にしたのに、全員揃って欠席って、、😢
カニンガムのウォークアロウンド・タイムは、私には知的すぎ。マルセル・デュシャンとジャスパー・ジョーンズの勉強し直そう。なんとも言えない50分間の果て、いくつかのブーイングとともに幕。隣人は30分くらいで途中退席。見るのが耐えられなかった?と聞いたら、トイレに行きたかっただけ、と。ほんとかな(笑)?
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フォーサイス2作品は、ダンサーたちが役不足すぎる。トリオ、リュドミラがいればキュッと引き締まったでしょうに、彼女がいないと、ファビアンとシモンの頑張ってフォーサイスっぽくしてます!感が強すぎてバタバタするだけ。この二人、もう少し期待していたのだけど。
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ヘルマン・シュメルマンの主役二人は、フォーサイスに必要な遠心力ゼロ。クインテットの5人の方がずっとよく、特にパブロはブラヴォ!彼、去年のフォーサイス作品もすごくよかったっけ。ハナちゃん、リディーといったフォーサイスを踊れるダンサーも揃い、ほんと、クインテットに救われた。ああ、フランソワ&エレで見たかった、、。

昨夜の4作品中、唯一感動したのは、最初に上演されたジェレミー・ベランガールのスケアリー・ビューティー。土曜日に引退してしまう、大好きエトワール。野生動物の美しさとしなやかさを彷彿させる抜群の存在感と強烈な動きを持つ、オペラ座の主流から外れたダンサー。もうかなり前からオペラ座の舞台にはほとんど立たず、音楽やもっと自分らしさを生かせる舞台活動をしていた。去年、彼の”世界の終焉へのパラード”を見たとき、彼がオペラ座で踊らなくなった理由が、残念ながらよくわかったっけ。
今回、彼が引退公演として自ら振り付けた独り舞台は、パラード同様、渋谷慶一郎が音楽で、3Dヴィジュアル満載の美しい作品。真っ赤な衣装は、パトリック・デュポンの当たり役だったア・スイット・オヴ・ダンスのだよね、多分。後半は、ジェレミーの最高の舞台だったアルルの女のステップを思い起こさせる振り付けも。
ジェレミーにしかできない、肉体が独自の思考を持って周囲の空気の質感を変えるような独特で美しい動き、それにぴったり共鳴するそれはそれは美しいヴィジュアルに陶然としつつ、土曜日を最後にジェレミーをこの劇場で見られなくなる、と思ってちょっとウルウルするしてしまう。
ジェレミーに尽きる夜だったな。
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13 mai;
Les Adieux de Jeremie Belingard.
J’adore ce danseur atypique depuis qu’il était coryphee. Puck de Songe de Neumeier, Pas/parts, Wuthering Heights, Bella Figura et son inoubliable L’Arlesienne….
Merci beaucoup Jeremie pour toutes ces sensations.
13日。
オペラ座バレエ、ジェレミー・ベランガール引退公演。
9日は、ジェレミー振り付けのスケアリー・ビューティーが最初に付け足されたけど、今日はやっぱり最後に付け足された。
カニンガムのウォークアラウンド〜は、前回よりは楽しめたかも。デュシャンについて少し勉強したのと、真ん中部分が前回より面白い構成になっていた。
フォーサイス、トリオは前回と全く同じ印象。ハンマーは、期待していたユゴ&ハナちゃん思ったよりより普通、前回同様、パブロが圧巻のキレ。彼、ほんとにフォーサイスが似合う。今後が楽しみ。
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そしてジェレミーのアデュー公演。
ヴィジュアルと音楽とダンスのジャズセッションのような、見事な自作が引退作品。ふた昔前のオペラ座だったら、こんな作品絶対上演不可能だった。この作品での引退を叶えてくれたオレリーに感謝、なのかな。
幻想的で美しい20分が終わり、アデューのスタート。二人の息子たちは、2年前のオレリーのときにも登場し、2度もアデュー体験してる(笑)。”幼い頃に両親の舞台で体験したアデューが楽しくて、ダンサーに、エトワールダンサーになりたいと思ったんです”なんて、20年後くらいに言ってくれたら面白いのに(笑)。
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オペラ座の王道とは完全にかけ離れた、ある種異端の道をずっと歩んできたジェレミー。野性的で、しなやかでプリミティフな美しさを持つキレのある動きで、最愛ダンサーだったカデールにちょっと近い雰囲気を持っていた。
ノイマイヤー夏の夜の夢のパック、キリアンのベラ・フィギュラ、フォーサイスのパ・パーツ、カデールの嵐が丘、そして見るたびに涙あふれたプティのアルルの女、、。あの感動は一生忘れない。過去の振付家より生きている振付家の作品が似合い、彼らの琴線を揺らし、彼らに焦がれられるダンサーだった。
たくさんの感動をありがとう、ジェレミー。
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by yukinokano2 | 2017-05-16 02:12 | アート | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化を中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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