Paris Gourmand パリのおいしい日々2

オペラ座バレエ ラ・シルフィード(パリ) La Sylphide Ballet de l'Opera de Paris

03,07 juillet 2017


パリ国立オペラ座バレエ、ラ・シルフィード。
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Elle est un miracle, Myriam, une vraie fée... Tellement belle et touchante, j'ai pleure.... Avec Mathias qui est formidable, bien naturellement, quelle belle soirée!
たおやか、という言葉は、ミリアムのために生まれたに違いない。
頭の先からつま先まで、どこからどこまでまさに妖精。手首、指、腕、そして首。もう、信じられない美しさ。オープニングの足と指先の静止画だけで、彼女の美しさ気が遠くなる。
最初から最後まで最高だったけど、圧巻は1幕パドトロワの後半。マチアスという最高のパートナーの妙もあり、信じがたい妖精ぶり。ポルテのあまりの素晴らしさに、たまらず会場からどよめき、そして拍手が湧き上がる。このシーンやラストを含め、あまりに美しく、あまりに切なく、涙があふれること数度。
完璧以上のミリアムに、彼女の最高のパートナーマチアスもかなりの出来。彼の100%ではないけれど、なんの文句もない素晴らしさ。そして、ミリアム+マチアスは、時に奇跡を見せてくれる。去年のジゼルのように、今宵のように。
ミリアムが入団した頃から一緒にファンのバレエ友と、今宵の彼女を見られた幸運をひしひし噛みしめる。
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Le dernier ballet de la saison a Palais Garnier.
Qu’est-ce qu’il danse bien, Hugo. Techniquement, vraiment chouette. Ca fait plus d'un an qu’il n’a pas danse un grand rôle classique a Paris. Contente de l’avoir vu dans cette pièce qui lui a nomme comme Etoile en mars dernier au Japon.
シーズンラストのガルニエでのバレエ。
3月の日本公演でこの作品でエトワールになったユゴをやっぱり見ておこう、と、リュドミラ&ジョジュアを泣く泣く諦め、こちらも興味あったレオノール&ジェルマンの仲良しカップルも振って、ユゴを選んだ。
んー、なるほど。確かに技術は見事。パリでクラシックの主役を彼が踊るのは、実に1年半ぶり。(干されてた?)ロメオ〜やバヤデールの時に比べてミスがない。あの大きくて重たい体で、よくもまああそこまで軽やかに柔らかく高くしなやかに跳べるものだ、と感心する。ヴァリアシオンは、マチアスよりもいい部分すらある。うまくなったなぁ。
でも、表現力はまだまだ。なんか、一生懸命ジェームズになりきってます!っていうのがよくわかってしまう。仕方ない、まだ経験不足。マノンで、デ・グリューがユゴに憑依したかのようなあの感動を、いつかまた見せてくれる日が来るといいな。
相手には全く期待していなかったけど、周りの人たちの、”彼女にしてはまあまあ”というコメントに納得。腕とか、一生懸命レッスンしたんだろうな。ユゴ同様、必死にシルフィードになりきろうとしている努力が見えてしまうのが、ちょっと。アダージョはまだしも、テンポが速くなると、すぐに妖精から人間に戻っちゃう。うまいけど、技術見せてなんぼの作品じゃないから、、。
公演後、”ひどく優秀な学校公演みたいだったね”と知人が言ったのがよくわかる。仕方ない、ミリアム&マチアスの1幕も2幕も涙があふれた奇跡のような舞台を見た後じゃ、比べられる方がかわいそうだ。
そして今夜は、私にとってエマニュエル・チボーの最後の公演。初めてパリに住んだ96年、バレエのバの字も知らない頃に初めて見たエマニュエルの踊りに一目惚れした夜を、まだよく覚えている。ロビンス、ザ・フォーシーズンスの牧神。絶対エトワールと思ったのに、あとでスジェと知って驚いた(笑)。長い間、人間と思えない見事な跳躍でたくさんの感動をくれたエマニュエルに、心から感謝。
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今シーズンもたくさんの素敵な夜をありがとう、パレ・ガルニエ。また秋にね!

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# by yukinokano2 | 2017-07-15 00:07 | Comments(0)

キンスー(パリ6区)Quinsou Paris 6eme

11 juillet 2017

We love Quinsou, we love Antonin💕
アントナン・ボネのキンスーでランチ。
内装を愛でた後、カルトを眺めてにっこり。生産者名も食材名も産地も、好みのものばかり。
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今日は、ブルターニュのビオインゲン&モモ&アーモンドフレッシュ(どこかの3つ星シェフのスペシャリテと同じ組み合わせね)、バスクのキントア豚。豚のジュに、アローシュの酸味とレグリッスの苦甘っぽい風味が素晴らしいマリアージュ。パンももちろん文句なし。でも、今使っている粉より、前の粉の方がより香り高くてもっと好き。アントナン曰く、”生産量が足りない、って言ってるけど、多分あの粉は、誰かのエクスクルージヴになるんじゃないかと思うんだよ、、”。んー、無念。
いつもながらとびきりのタルト生地には、赤い果物とコンフィチュール、フロマージュブランのアイスクリーム。
ほんと、アントナンってセンスいい。
今日もおいしかったです、ありがとうアントナン。次は秋かな。でも心は既に、冬ごちそうのトリュフパスタ〜💓
ウィ・ラヴ・キンスー、ウィ・ラヴ・アントナン
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https://www.facebook.com/quinsou/



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# by yukinokano2 | 2017-07-12 00:01 | | Comments(0)

レストラン・トヨ(パリ6区)Restaurant Toyo Paris 6eme

07 juillet 2017

Trop chaud, trop chaud, trop chaud.
暑くて、暑くて、暑くて、もう、、。
緑豊かなリュクサンブール公園は、周りの道より温度が2〜3度低く感じる。
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Au comptoir de Toyo, bien climatise, très agreable dejeuner estival. Merci beaucoup, chef Toyo!
公園を抜けて、パリではまだまだ少数派の、エアコンが心地よくきいた「レストラン・トヨ」で、夏味満載ランチ。
定番のウニバーガーや、酸がキリリときいたオマール&夏野菜、”濃厚ビスクのカレー風味”的な〆のカレーライスなどの美味の中から、今日のとびきりは、シグニチャー料理の一つ、仔牛カルパッチョ&とろろ昆布&メラノトリュフ(数年前からシェフたちに大人気のオーストラリア産。南半球なのでこの時期が旬)。それと、青りんご&カリフラワー&ブラッタ。これ、素敵!温度、テクスチャー、味のバランスが見事、かつ今までであったことがない3風味の組み合わせ。
おいしい夏ご飯をメルシーボクー、髪が伸び始めた豊シェフ&スタッフの皆さん😊
暑くて、外出るの、やだなぁ。夜までここにいて、夜ご飯も食べたい。
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https://www.restaurant-toyo.com



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# by yukinokano2 | 2017-07-09 04:41 | | Comments(0)

ル・ブリストルのガーデンパーティー(パリ8区)Garden Party au Bristol Paris 8eme

06 juillet 2017

Mon dernier Garden Party de ce printemps-ete. J’ai été vraiment gatee pour les gardens partys cette année.😊
Ravissant comme chaques années mais il m’a terriblement manque un homme que j’adore qui nous accueillait chaques annees. Je pense a lui, de tout mon coeur.
今シーズン最後のガーデン・パーティは、ル・ブリストルの緑豊かな美しいテラスにて。
今年は、素敵なガーデン&テラスパーティ満載で、お天気にも恵まれて、この2ヶ月、最高の外ソワレをたくさん過ごせて幸せだったな。
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シーズンラストを飾るにふさわしい、毎年のことながら、華やかで素晴らしいソワレ。
MOF魚職人による、それは見事な海の幸のビュッフェを主役に、マリ=アンヌ・カンタンのチーズ、イタリアのシャルキュトリー、エリック・フレションによる極上料理と盛りだくさん。
テラスでは、プラザ・アテネからの衝撃移動を果たしたバーマンのティエリが、すっかりル・ブリストルに馴染んで、おいしいカクテルをどんどんサーヴィス。
DJに加えてサクソフォンの演奏も入り、夏祭りは大にぎわい。
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でも、毎年ここで出迎えてくれていたローランの不在に、心が痛くて痛くてたまらない。デセールビュッフェを見るのも辛すぎて、いたたまれない。早々に引き上げ、帰り際、ファラオンをなでて気を紛らわす。
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https://www.lebristolparis.com/fr/home/



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# by yukinokano2 | 2017-07-08 06:48 | その他 | Comments(0)

ル・フランク@ルイ・ヴィトン財団(パリ16区)Le Frank @ Fondation Louis Vuitton Paris 16eme

05 juillet 2017

Soirée pour fêter le nouveau libre de Jean-Louis Nomicos, “Le Frank, A Partager” @ Le Frank a Fondation Louis Vuitton.
ジャン=ルイ・ノミコスの新しい本の出版を祝してテラスソワレ@フォンダシオン・ルイ・ヴュイトン。
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J’adore Monsieur Nomicos depuis qu’il était a Lasserre. Son gout très mediterrannee (taille a Juan et a Monaco, a mon avis) est vraiment fascinant. Ca me rappelle de la cuisine de Franck Cerutti.
Des tapas de ce soir sont tout dans le livre. L’un l’autre, ils sont délicieux comme tout. On s’est regales! Ils sont servis au Frank, le restaurant de Fondation Louis Vuitton ou Monsieur Nomicos dirige.Faut que j’y vienne. Je viens souvent a FLV mais le Frank est toujours bonde et je n’y ai jamais mange.
Bravo et merci beaucoup, mon cher chef!
ムッシュ・ノミコスがラセールのシェフだった時代から、彼のファン。
野うさぎ血煮込みやマカロニ&トリュフみたいながっつり系も素晴らしいけど、彼の真骨頂は夏っぽいイメージの南仏料理。オリーブオイルの使い方や柑橘のあしらい方が、ほんっとに上手。
彼の夏料理を食べると、モナコの巨匠フランク・チェルティの味を思い出す。当然かな、ムッシュ・ノミコスは、ジュアン時代そしてモナコ時代のアラン・デュカスの元で働いていたから。あと、サン・トロペの若き3つ星シェフ、アルノー・ダンケルの味にも似ている。こちらも当然かな、アルノーを育てたのは、ムッシュ・ノミコスだから。
自分の店”レ・タブレット”に加え、ここルイ・ヴュイトン財団のレストラン”ル・フランク”をプロデュースしているシェフ。新しい本は、ル・フランクのレシピ集。今夜のテラスパーティーの料理も、すべてこの本のレシピ。シンプルレシピだけど、どれもうっとりするおいしさ。というか、彼の味覚は、完璧に私の好み。好きだなぁ、やっぱり。ル・フランク、いつも混んでいるのでご飯食べたことないけど、今度ちゃんと食べたい。
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フランク・ゲイリーが描いた美しい空間。閉館後のソワレなので、いつもは人でぐしゃぐしゃのフォンダシオンのロビーに人気がないのが、なんだか面白い。シチューキンコレクションの最高の思い出が蘇る。今はアフリカンアート展、そして秋にはMOMAを呼ぶベルナール・アルノー。まったく頭が下がります。
ノミコスシェフ、ブラヴォ&メルシー!
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http://www.fondationlouisvuitton.fr/le-restaurant.html




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# by yukinokano2 | 2017-07-07 06:12 | Comments(0)

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化を中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
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