人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Paris Gourmand パリのおいしい日々2

アメリカン・バレエ・シアター@パリオペラ座眠れる森の美女 ABT a Opera de Paris

09 septembre 2016

Mon 1er ballet de la saison 2016-2017, La belle au dormant de Petipa/Ratmansky de ABT a Opera Bastille.
2016−17シーズンバレエスタートは、9月末から始まるパリオペラ座バレエを待ちつつ、パリオペラ座招待のアメリカンバレエシアターにより眠れる森の美女byプティパ&ラトマンスキー、オペラ・バスティーユにて。2ヶ月ぶりのバレエ♪

アメリカン・バレエ・シアター@パリオペラ座眠れる森の美女 ABT a Opera de Paris_d0347869_06493162.jpg
Un pur classique, pour mes jeux habitues au style Noreev, il est très très intéressant. Pourquoi pas. Un vrais conte de fée de Perrault…
1890年のプティパのオリジナルをできる限り再現したという、ABTレジデンス振付家の眠れる〜は、まるでペローの絵本のページを一枚一枚めくっているかのよう。
オーロラを始めとする女の子たちはともかく、男の子たちはアクロバティックな部分が見事にゼロで、完全脇役。スターダンサーの集合体みたいなABTの男の子トップたち、これ踊るのフラストレーションかしら、それともある意味新鮮で楽しいのかしら?
オーロラのジリアン・マーフィーは安定感抜群でさすがABTを代表するダンサー。得意の技術はあまり見られない振り付けだけれど、一つ一つの動きが目に心地いい。デジレのコリー・スターンズは、まったく技術を見せる場がないのでなんとも言えないけれど、ポルテはまあまあ。
舞台装置と衣装は、レオン・バクストが100年位前に作ったレトロなイメージを大切にしていて、古風で典雅な振り付けにぴったり。踊りによるワクワクや高揚はないけれど、その分音楽がいかに作品を物語っているかが強く感じられ、チャイコフスキーに頭が下がる。
全体的にファンタジーなイメージ満載で、子供達を使ったワルツなんかとても愛らしく、おとぎ話のチャーミングな世界観に満ち溢れている。
飛んでなんぼ回ってなんぼのヴィルトゥオーソたちの技術を堪能するヌレエフ版とは違う魅力だけれど、これはこれで決して悪くない。失われていた古典を現代によみがえらせてくれたラトマンスキー。こういうのを、世界で最も華やかなイメージがあるABTでやる、ってなんだか面白い。彼が再現したほかの古典作品も見てみたいな。
アメリカン・バレエ・シアター@パリオペラ座眠れる森の美女 ABT a Opera de Paris_d0347869_06494915.jpg
アメリカン・バレエ・シアター@パリオペラ座眠れる森の美女 ABT a Opera de Paris_d0347869_06493993.jpg

J’ai adore ce costume de Carabosse, concu par Richard Hudson d’apres Leon Bakst. Sacre Bakst!
膝丈のチュチュや牧歌的な衣装が目に新鮮だった昨夜、一番ぐっときた衣装はカラボス。
バレエ・リュスでの上演時にレオン・バクストがデザインしたものをベースにした、リチャード・ハドソン作。20世紀初頭にこれをデザインたバクスト、素敵〜😊
写真、2枚目はバクストのデッサン、3枚目はバレエ・リュスのときの衣装。

アメリカン・バレエ・シアター@パリオペラ座眠れる森の美女 ABT a Opera de Paris_d0347869_06500476.jpg
アメリカン・バレエ・シアター@パリオペラ座眠れる森の美女 ABT a Opera de Paris_d0347869_06495937.jpg






by yukinokano2 | 2016-09-12 06:52 | アート
フランス食文化を中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
by yukinokano2

検索