人気ブログランキング |

Paris Gourmand パリのおいしい日々2

<   2017年 12月 ( 27 )   > この月の画像一覧




パリ国立オペラ座バレエ ドン・キショット Ballet de l'Opera de Paris Don Quichotte

19, 24, 25, 27, 30 decembre 2017

J’attaque ma serie de “Don Quichotte”.
オペラ座バレエ、今年のオペラ・バスティーユでの年末公演はドン・キショット。
d0347869_20175504.jpg
d0347869_20174879.jpg
d0347869_20174258.jpg

Premier couple, Leonore/Germain. Mignons.
リュドミラ&マチアスにアマンディーヌ&ドロテが2幕に加わった初日に興味津々だったけど、他に見たい配役が目白押しなので我慢して、レオノール&ジェルマンからスタート。
これからのオペラ座を背負って立つはずの、フレッシュエトワールコンビ。技術はところどころ素晴らしいけどミスもあり、頑張ってます!感が満載で、動きの流れが滑らかでなくなるところがあるのもちょっと、、。でも、相性いいカップルだし、愛くるしく可愛らしく元気一杯で、見ていてとても気持ちいい。この作品だから、このくらいでもいいかな。ポテンシャルはある二人、今後に期待。
久しぶりのドン・キショット。ただただ楽しい作品だけど、細かいところが上手につながっていてユーモアも多く、気に入っている。ヌレエフ作品は、白鳥、そのあとキショットとバヤデールとロメオ、そしてライモンダ、眠り、サンドリオンの順で好き。
d0347869_20184989.jpg
d0347869_20181976.jpg


Reveillon a L’Opera. Ca faisait longtemps que je n’ai pas fait.
J’ai renonce la buche de Noel pour voir un future Etoile de l’Opera. Très joyeux, bien joue, bravo Pablo! Ludmila, radieuse comme d’habittude. Je l’adore.
オペラ座バレエで過ごす、すごく久しぶりのクリスマスイヴ。金管の一部がサンタさん帽子をかぶっているのが、昔通りで笑える。
コリフェなのにもかかわらず、バジルに大抜擢されたパブロを見るのが目的。コンテンポラリーでいつもキレッキレの素晴らしい動きを見せてくれるパブロ、クラシックはもちろん初の主役、しかもいきなりヌレエフ。がんばれー。
技術、ポルテがほぼ全てグダグダでヴァリアシヨンもまだまだだけど、地位を考えると素晴らしい出来栄え。立ち姿は美しいしリズム感もよく、なにより表現力と表情がとてもいい。リュドミラの完璧すぎるリード(煽りともいう(笑))を受けて、1幕特によかった。彼、頑張ればジョジュアみたいなオツな雰囲気持ったダンサーになれるのでは?3幕は前半はいいけど後半遊びの見せ所ないから、ちょっと硬い。マゲに結った髪もいまいち。一幕の、結んだだけのままでよかったのに。ヒゲそっちゃったのももったいない。上からダメが出たそう。
未来のエトワール君の大役デビューを見られてよかったね、とバレエ仲間とにっこり。
リュドミラは、マチアスとの時はもっとよかっただろうけど今宵も文句なし。いつも惚れ惚れしてしまう脚も満喫。(オペラ座で一番きれいな脚だと思う。前にインタヴューした時、ミニスカートで撮影お願いした💕
d0347869_20184227.jpg
d0347869_20180188.jpg

Don Quichotte de Noel, Mathieu & Isabella Boylston d’ABT. Belle soiree!
フロールでカフェめしでお腹を満たしてから、今夜もオペラバスティーユ。
ユゴの怪我でひっぱりだされたマチューと、ABTからゲストで、イザベラ・ボイルストン。
2004年、二十歳のとき、この作品で飛び級でドラマティックにエトワールに任命されたマチュー。アニエス相手に初々しくたどたどしく踊っていたあのころが懐かしいね。バジルを踊らない日は、ジタンやマタドールも踊ってた。ジタンの踊る姿を見て、彼の首の類稀な美しさに気づいたっけ。
今や最ベテランエトワールのマチュー、さすがに安定感ある王道のバジル。もうこの手の役を踊る機会は少なくなるでしょう、、。 マチアス同様、ヒゲで登場。ヴァリアシヨンは気持ち手を抜いていたり、珍しくちょっと滑るシーンなんかもあったけど、これがオペラ座ダンサーの見本です、みたいな、細部が実に美しい踊り。あらゆるポルテも完璧。
ボイルストン、確かにうまいけど、これならリュドミラ、往年のレティシアやアニエスやマリアニエスの方が技術上だと思う。下半身はさすがだと思うけど、上半身の胸、肩、とりわけ腕から手首、指先にかけてのエレガンスが、オペラ座ダンサーたちに比べるとちょっと弱いかな。
なにはともあれよきソワレ。初めてオペラ座バレエを見る、今夜の連れ。一人は大喜び、一人はちょっと寝てた(笑)。
d0347869_20215337.jpg


Don Quichotte. Dorothee; extraordinaire, étonnante, rayonnante, braaaava! Je n’ai jamais vu un tel equilibre dans ma vie. Paul; mignon, élégant, raffine. Cette, tequeniquement, il n’est pas encore Etoile mais il sera a l'hauteur dans quelques années. En plus quels grâce et élégance! Ses bras et les mains sont sublimes comme celles de Dorothee. Soirée très réussie
今夜は、ドロテ&ポールで、この間のリュドミラ&パブロ同様、ベテランエトワールが未来のエトワールの大役デビューを盛り上げる配役。こういう配役、好き。
ドロテ、すっご、、。オペラ座を代表するエトワールは私!みたいな、完璧な踊り。1幕はちょっと力抜いてたけどそれでも抜群。極め付けは3幕のアダージョ。あんな長時間のエキリブレ、多分人生初めてじゃないかな。あまりに凄くて、涙が出た。全体を通して多少の演技過多はあるけど、癖だしこの役なら問題なし。彼女独特の、タメ感ある絶妙なリズム感覚や惚れ惚れする腕から指先の動きも見事。
舞台を自身の輝きで覆い尽くしちゃうドロテの横では、ポールはどうしても分が悪い。パブロみたいなキラリと光る自然な存在感はないし、演技もどうしても固い。リュドミラがバブロにしたほどのきめ細かいフォローを、ドロテからもらえなかった。とはいえ、彼の大きな魅力である素敵にエレガントな雰囲気と、柔らかく美しい技術力、そしてドロテ同様、腕から指先の素晴らしさにブラヴォ!ポールの腕と手のまろやかな動き、大好き。
最後のコーダを終えて、やった~!踊りきったよ~!みたいな、素の笑顔がなんともチャーミングでキュンとくる。入団1年目の昇進試験の時から、将来のエトワールと見込まれているポール。スジェのレベルとしては文句なしだし、今後が本当に楽しみ。
今宵は、産まれた時からキュピドンみたいな愛らしさ200%のミリアムがキュピドン、この間ちょっとダメだったイタリアンフエッテもきれいに決まり得意の高さのあるグランドジュテも美しいセウンがドリアードの女王。ドロテを含め、3人揃って雰囲気も技術も完璧で、2幕最後の正しいあり方を見せてくれる。
長年のバレエ親友と、今までに見てきた何十回ものドン・キショットを懐かしく振り返りながらの、楽しい夜。
Mon dernier Don Quichotte. Myriam & Mathias. Couple parfait, fantastique! J’adore vraiment Myriam💕
Cette série de Quichotte m’a donne beaucoup de plaisir, beaucoup mieux qu'il y a 5 ans.
ドン・キショット見納め。これが今年最後のオペラ座バエレ。
真打登場!という感じで、ミリアム&マチアスの初日。相性いいカップルだけど、ちょっぴり練習不足かな。たまに息が合わない部分も。でもそんなのどうでもいい。100%の力じゃなくても十分以上に素晴らしいマチアス、そして技術はドロテやリュドミラにはおよばないものの、最高にチャーミングなミリアム。2幕後半、なにもかもがほんっとにきれいでただただ見とれる。ミリアムラヴの親友と、ミリアム愛を語りつくす。
数年前のストレス溜まりまくりのキショット公演に比べ、今シリーズは本当に質がよかった。リュドミラ&マチアスという完璧コンビは見られなかったものの、可愛らしくソツないレオノール&ジェルマンの優等生チームから始まり、リュドミラが弾けパブロの演技が輝いた見ごたえたっぷりコンビ、なぜ招待されのか謎なABTダンサーにひたすら尽くしつつ自らも極上のバジルを踊ってくれた眩しいほど美しいマチュー、一生脳裏から消えないだろう技術を見せてくれたドロテ&初々しさ満載のポール、そして最後は今のオペラ座最高のカップルであるミリアム&マチアス。見た順番も完璧。
この2週間、頭の中はずーっとミンクスの音楽が鳴り響いてた。夜毎感動と興奮をくれた大満足のキショットシリーズに、ブラヴォ!
d0347869_20220588.jpg
d0347869_20214525.jpg






by yukinokano2 | 2017-12-31 20:26 | アート

アガペ(パリ17区)Agape Paris 17eme

26 décembre 2017

Le dernier restaurant de l’annee 2017.
Huitre, veau/caviar, butternut, grenouille, pigeon/foie gras/bettrave, rouget, lievre a la royal, pavlova, chocolat/cafe, signe par Yoshitaka Takayaangi.
Accompagne par des vins naturels; Rose extra-brut de Waris Hubert, Cotar 08 de Vitovska, Les Saint Georges 07 de Thibault Liger-Belair, Cornas Reynard 09 de mon cher Thierry Allemand.
Très belle soirée!
今年最後のレストランは、高柳さんがシェフを務める「アガペ」。アガペは、オープンから今にいたるまで、日本人フランス人を問わずいいシェフを迎えて幸せだね。
牡蠣、仔牛・カヴィア、バターナッツ、カエル、鳩・フォアグラ・ビーツ、ヒメジ、リエーヴル・ア・ラ・ロワイヤル、栗風味のパヴロヴァ・オレンジ・サフラン、ショコラ・カフェ。仔牛、カエル、野うさぎがとりわけよかったかな。おやつ2品も前回同様、拍手パチパチ。
d0347869_20490194.jpg
d0347869_20484907.jpg
d0347869_20484392.jpg
d0347869_20483813.jpg

d0347869_20480890.jpg
d0347869_20480135.jpg
d0347869_20475671.jpg
d0347869_20475025.jpg
d0347869_20474231.jpg
d0347869_20473685.jpg
d0347869_20472660.jpg
Je pensais d'avoir fini ma saison de Lievre a la royale d'Eric Frechon il y a quelques semaines mais je me suis trompee.
Le 6eme et la dernière (promis) pour cette saison.
Ca finit très bien, ce lievre du chef Takayanagi (forme par Yannick Alleno, on voit bien sur ce lievre le trace de Yannick) est delicieux.
この間のエリック・フレションので、今シーズンのリエーヴル・ア・ラ・ロワイヤルは終わったと思っていたのだけれど、間違いだった。
シーズン6度目、今度こそ最後の野うさぎの血煮込み。
ムーリス時代のヤニックにしっかり仕込まれた高柳さんの野うさぎ、プレゼンテーションがヤニックと同じで懐かしいな。と、ソースの完璧なミロワール具合に見とれていたら、メラノ黒トリュフに覆われてすぐに見えなくなっちゃった。バロティーヌはしなやか、ソースはまろやか。さすがお上手。
今シーズンはこの大好き料理を満喫できて、ほんと幸せ。
d0347869_20465401.jpg
d0347869_20485404.jpg
d0347869_20470009.jpg

オーナーのローランは、自然派ワインと日本酒の権威。いつもとびきり素敵で不思議なマリアージュを体験させてくれる。今夜は人数集まったので、ボトルで色々オーダー。
ワリス・ユベールのロゼ”エクストラ・ブリュト”、スロヴェニア産オレンジワインのコタール08、ティボー・リジェ=ベレールの"レ・サン=ジョルジュ”07、そしてティエリ・アルマン”レイナール”09。ああティエリの所に行きたい、また足の指の爪の中まで真っ赤にしながらピジャージュしたい。
ごちそうさまでした!
d0347869_20500998.jpg
http://www.agape-paris.fr






by yukinokano2 | 2017-12-28 20:50 |

バー・デュ・ブリストル(パリ8区)Bar du Bristol Paris 8eme

25 decembre 2017

Midnight cocktails & cat.
Spritz original et Bellini, mes pensees a Venezia...
Fa-raon est trop mimi, comme d'habitude.
夜更けに楽しむカクテル&猫さん。
バー・デュ・ブリストルの大きな魅力である、キングクラブの生春巻きやフォアグラコンフィなどきっちりおいしいタパスをつまみに、オリジナルのスプリッツとクラシックなベリーニをいただきながら、想いは、この素晴らしいカクテルたちを生んだヴェネツィアへ。
d0347869_23463674.jpg
d0347869_23463080.jpg
d0347869_23462305.jpg
d0347869_23461091.jpg
d0347869_23460378.jpg
d0347869_23461594.jpg
d0347869_23455582.jpg

ファラオンはあいかわずしっとりもふもふ。今宵もぎゅうして嫌がられる。
d0347869_23453145.jpg
d0347869_23450920.jpg
d0347869_23451657.jpg
d0347869_23452350.jpg
https://www.oetkercollection.com/fr/destinations/le-bristol-paris/restaurants-et-bar/bar/le-bar-du-bristol/






by yukinokano2 | 2017-12-27 23:48 |

カフェ・ド・フロール(パリ6区)Cafe de Flore Paris 6eme

25 décembre 2017


Souper a Noel. Bonde comme tout.

Ils sont tous bon, les plats de Cafe de Flore.
バレエ観に行く前に、カフェ・ド・フロールでご飯。クリスマス、ほとんどの店が閉まっているから、観光客でフロール激混み。

d0347869_20281128.jpg
オニオングラティネ、クロックマダム、アンディーヴジャンボン、プロフィトロール。定番のカフェご飯、どれもソツないおいしさ。昔、フロールのインゲンサラダが大好きだったのを思い出す。
サンペのテーブルマット、かわいい。欲しいな

d0347869_20281737.jpg

d0347869_20282323.jpg
d0347869_20283000.jpg
d0347869_20284271.jpg
d0347869_20283660.jpg
d0347869_20285307.jpg
d0347869_20284753.jpg
https://cafedeflore.fr/?lang=ja

💕





by yukinokano2 | 2017-12-26 20:30 |

レ・カルト・ポスタル(パリ1区)Les Cartes Postales Paris 1er

22 decembre 2017

Déjeuner aux Cartes Postales. Le chef Watanabe est un des doyens des chefs japonais de la cuisine française a Paris. L'annee prochaine, il va fêter le 30eme aniversaire de son restaurant🎉
日本人オーナーシェフのベテラン中のベテラン、渡辺芳正シェフのレ・カルト・ポスタルでランチ。
サバの和風マリネ、ヒラメ&ホタテ、栗のパリパリ。変わらぬおいしさにほっこり。
来年は確か、オープン30周年の記念イヤー。これだけ長い間、パリの人々に愛され続けてきているって、本当にすごいことだと思う。
渡辺シェフ&数年前から客席に立つ息子さん、ごちそうさまでした。
d0347869_21434121.jpg
d0347869_21434749.jpg
d0347869_21435754.jpg
d0347869_21440276.jpg
d0347869_21440890.jpg
d0347869_21442843.jpg
7 Rue Gomboust, 75001 Paris






by yukinokano2 | 2017-12-24 21:45 |

プランス・ド・ガールのノエル(パリ8区)Noel a Prince de Galles Paris 8eme

20 decembre 2017

Noel a Prince de Galles.
Ma première fève 2018. Merci Nicolas!
プランス・ド・ガールのノエル。夜、パティオのツリーがきれいでしょうね。
d0347869_22393068.jpg

d0347869_22391400.jpg
d0347869_22392311.jpg
d0347869_22393713.jpg
d0347869_22394441.jpg
ちょうどガレットデロワ用のフェーヴが届いてて、一個もらった。ビュッシュドノエルと同じ、ヴァニラの束のフォルム。かわいいね♪
d0347869_22400746.jpg
d0347869_22395121.jpg
d0347869_22403488.jpg





by yukinokano2 | 2017-12-21 22:41 | アート

ロンドン・シンフォニー・オーケストラ&サー・サイモン・ラトル London Symphony Orchestra & Sir Simon Rattle

18 decembre 2017


Mon dernier concert d’orchestre de cette année.

Sir Simon Rattle & London Symphony. Annulation au denier moment de mon idole, Krystian Zimerman m’a decue mais Kirill Gerstein a joue bien. Belle soiree, quand-meme.

今年最後の演奏会は、10月に続き、サー・サイモン・ラトル&ロンドン・シンフォニー・オーケストラの新婚コンビ。

音響完璧のフィルハーモニードパリ。遠くてほんっとイヤだけど、音が素晴らしいので許してしまう。ピアニッシモの響き方とか、ため息もの。同時に、咳の音や腕時計の音も耳にガンガン入って来ちゃうけど。


ノエル前の華やかシーズンに、悲劇、喪失、悲しみ、死、そして不安をテーマにした3曲のプログラム。ラトルの意向?それとも、ソリストのツィメルマンが好きな曲をまず決めて、じゃあ同じイメージで組もうか、ってなったのかしら?気になる~。


d0347869_22514301.jpg
d0347869_22520644.jpg

まずは、シュトラウスのメタモルフォーゼン。第二次世界大戦末期のドイツにとどまったシュトラウスが見た悲劇。この作曲家では珍しい悲しげな曲。23人の弦楽器が鳴らす音は、んー普通。悪くないけど、一人一人のレベルが、コンセルトヘボウ、ベルリンフィル、ウィーンフィルみたいな超トップオケに比べるとやっぱり少しだけ落ちる。今夜は、オケ真横席。ラトルのとても饒舌な表情や手の動かし方がよく見えるのだけど、この表情通りに弦が鳴れば、素晴らしい響きになんるだろうになぁ、という感じ。ラトルが、もっと!もっともっと!という感じで一生懸命一人一人をドライブしているのがとても面白い。ある意味、ラトル自身が一番音を鳴らしていい表現してた(笑)。

続いて、トリスタンとイゾルデからプレリュード&イゾルデの死。世界で一番甘美で官能的な音楽を、両方一気に💕 このスタイル、いい。オペラだとこの2曲の間の4時間を耐えなくちゃいけないし(笑)。演奏も文句なし。とびっきりのオーボエ、素晴らしいクラ、そしてなかなかのホルンやトランペットの菅群、圧巻の打楽器群が一体となって盛り上げ、それに引きずられるように弦が輝く。この壮大な愛と死の物語を語るラトルの解釈も、さすがは大指揮者。冒頭の一音から最後の一音まで、ただただ感動的に美しい17分。

そして後半は、バーンスタインのシンフォニー2番”不安の時代”。ソリストはピアノ界の大スター、クリスチャン・ツィメルマン!!

のはずだったのに、まさかの当日キャンセル、、。どうしたスター?パリで風邪ひいた?ドレスデンで聴いて以来の3年ぶりの大ピアニストの演奏をそれはそれはそれはそれは楽しみにしていて、予習も、彼が若いころの、バーンスタイン自ら振ったこのオケの映像でしていたのに😢

急な代役はキリル・ゲルシュタイン。だれ?

iPadの楽譜を前に演奏するゲルシュタイン。前半はふ~ん。上手だけどまろやかで無難な感じ。激情的なのに根底はあくまでも醒めていて理性を失わないツィメルマンが恋しい。でも後半、バーンススタインらしいジャズっぽい部分は素晴らしい!この人、軽妙で素早い音の方が魅力的だ。抜群に上手なパーカッションチームとのセッション部分、思わず身を乗り出してしまう。

終わってみれば、いい演奏会。なかなかパリで弾いてくれないツィメルマンを聴けなかったのは本当に残念だったけど、ラトルのいいお顔と、ゲルシュタインとの初めまして、そして代役が成功した時ならではのラトルとゲルシュタインとの熱い抱擁や会場の喝采を楽しめた、素敵な夜。

来年もいい演奏会に(&ツィメルマンのピアノに)たくさん出会えますように。

d0347869_22515801.jpg







by yukinokano2 | 2017-12-19 22:55 | アート

オペラ座学校デモンストレーション公演 Ecole de l'Opera de Paris, demonstrations

16 decembre 2017

Ecole de danse de Ballet de l’Opera de Paris, demonstrations.
Matinée et après-midi, j’ai bien apprécié toutes les classes de cette sublime école de danse qui fete le 40eme anniversaire de ce magnifique spectacle de démonstration.
パリ国立オペラ座バレエ学校、年末恒例のデモンストレーション公演。
今年は、デモンストレーションが始まって40年目で、それまでガルニエ宮の中にあった学校が郊外ナンテールに移って30年目という記念イヤー。
d0347869_02452648.jpg
d0347869_02455802.jpg

Les “petits rats” sont mimis mais ce qui m’a fait ému le plus était revoir Yann que j’adorais (comme Kader) sur la scène. J’espere vivement qu’il transmet ses talents extraordinaires aux élèves pour que l’on puisse avoir de bons et uniques danseurs comme lui dans quelques annee a l’Opera.
10年以上ぶりに見る学校デモンストレーション公演。ガルニエは、いつもと違って、ちびっこ観客がたーくさん。みんなおしゃれしていて、いかにもバレエやってます、って感じで、かわいい。
午前中は、6学年あるうちのちっちゃい3学年が中心で、午後は来年オペラ座ダンサーになれるかもしれない最終学年生を含めたおっきい3学年が中心のプログラム。バーレッスンからアダージョ、キャラクターダンスまで、普段のクラスの様子を、それぞれの先生とピアニスト付きで披露してくれる。
プチ・ラ(チビねずみ)と呼ばれる生徒達のかわいらしさや素晴らしさもいいけど、個人的に何が心打たれたかって、先生達。
プラテル校長をはじめ、かつて舞台で何度も見てきたダンサーたちが何人も学校の先生になっていて、ひたすらバレエを見続けていたあの頃がなんとも懐かしい。それにしても、いつも思うけど、引退したダンサーは一気に老け込むなぁ。
カデール・ベラルビと同じくらい熱愛していて、一昨年引退して4年生男の子クラスの先生になったヤン・サイズの姿に涙。引退後初めて舞台で見る、最高に好きだったダンサーは、少々ふっくらしたものの、相変わらずたまらない表情と面白さ。このクラス、申し訳ないけど生徒たちほとんど目に入らず、ひたすらヤンにオペラグラスを向ける。面白さというか演技の上手さと舞台上での存在感にかけて右に出るものがなかったヤン、その魅力をたっぷり生徒たちに伝えて、数年後、新たなヤンをオペラ座に送り出して欲しい。彼みたいなダンサー、今のオペラ座にはいない、、。
カーテンコール、プラテル校長の横に立つヤンの姿。昔々、この二人が一緒にこの舞台にたった極上の時間を懐かしく思い出す。
d0347869_02453259.jpg
d0347869_02453707.jpg
d0347869_02454347.jpg










by yukinokano2 | 2017-12-18 02:47 | アート

ワインディナー@コペンアーグ(パリ8区)Diner aux vins a Copenhague Paris 8eme

14 décembre 2017

Diner aux vins a Copenhague, par Andreas Moller.
6 plats & 12 vins de partout de la France. Le meilleur mariage était Turbot/oeufs des poissons & Muscadet. Je n’attendais pas ça mais c’était un très bon accord met/vin.
ワインディナー@コペンアーグ。ここは昔から、お皿がロイヤルコペンハーゲンなのが魅力的♪
d0347869_07352025.jpg
d0347869_07350311.jpg
デンマークで活躍していたアンドレアス・モラーがシェフに就任して数ヶ月。かるーくノルディックが入り、なかなか面白い表現。いろんな魚卵をオランデーズと和えたソースが、今までみたことなくて斬新。
6皿に、合わせたワインはフランス各地の計12種。一つの料理に2〜3種のワインを一緒に味わうので、マリアージュの良し悪しがはっきりわかって面白い。
今夜の秀逸マリアージュは、ヒラメ&魚卵のオランデーズにミュスカデ。酸味を共通項に、オランデーズと卵のねっとり感をしゃきっとしたミュスカデが小気味よく洗い流してくれるイメージ。オランデーズにミュスカデ、考えたことなかったなぁ。
もったいなかったのは、フロマージュ。デンマークのフロマージュ3種に、アルデッシュ、シャトーヌフ、もうひとつ忘れた。いずれにしてもがっつり赤じゃなくて白が合うフロマージュたち。半分取り置いて、デセールに出てきたガイヤックの遅摘みと合わせたら、ぴったり〜。
d0347869_07352560.jpg
d0347869_07353249.jpg
d0347869_07353966.jpg
d0347869_07354710.jpg
d0347869_07355263.jpg
d0347869_07355842.jpg
d0347869_07360530.jpg
d0347869_07342282.jpg
d0347869_07341699.jpg

このディナー、フランス各地のワイン生産者たちと一緒で、シャンパーニュはスーツでヒゲもなく、コルシカはぼさっとセーターでぼうぼうヒゲ、と、話の内容はもちろん姿も地域ごとの性格が出て、いつもとても楽しい😊
シャン・ゼリゼのイルミネーションを見下ろしながらの、よきワインディナー。
d0347869_07345143.jpg
d0347869_07340488.jpg
d0347869_07341177.jpg






by yukinokano2 | 2017-12-17 07:40 |

シンギン・イン・ザ・レイン〜雨に唄えば@グラン・パレ(パリ8区)Singin' in the Rain a Grand Palais Paris 8eme

13 décembre 2017

Singin’ in the Rain a Grand Palais sous la plait.
Champagne en magnum & spectacle. Très agréable soirée.
雨降る夜に、”雨に唄えば”。
d0347869_20020184.jpg

ジーン・ケリーの歌とダンスで有名な、ミュージカル映画の傑作。2年前にシャトレ座で新プロダクションとして上演され大喝采。この冬の再演は、シャトレが工事中なのでグラン・パレ♪ 
建物自体が素敵な上、舞台&客席以外の空間に、舞台セットをつかったフォトコールやタップダンス講習、ミュージカル映画上映やハリウッドの映画撮影所をイメージした様々なセットが置かれ、広い空間を惜しみなく生かしたザッツ・エンターテイメント!
d0347869_20021829.jpg
d0347869_20020809.jpg

d0347869_20023620.jpg
d0347869_20024405.jpg
d0347869_20022531.jpg
d0347869_20032780.jpg

ロバート・カーセンの演出が、さえっさえ。この人の洒落てバランスのよい演出、オペラでも展覧会でもだーいすき。昔、シャトレでカンディードをやった時にインタヴューさせてもらったのが懐かしいな。
アンソニー・パウエルの衣装も見事で、舞台セットもオーケストラもなかなか。歌って踊って演じる役者たち、ミュージカルは大変ね。
ドン役のダン・バートンを筆頭にみんないい感じ。タップダンス群舞、拍手喝采。
ラストはちょっと尻つぼみな感じだけど、レヴェランスに続くカーテンコールで大いに盛り上がって、楽しく終了。
オペラもバレエも演奏会も興味ないお友達、こういうスペクタルは好きなんだそう。魅力の違いはなんなのかしらね。
公演自体はもちろん周りの遊びも楽しいスペクタクル。うっとおしい冬の夜の気晴らしにとってもお勧め。
毎日雨ばかり。明日から、長い傘持って、雨に唄えばを歌いながら街を歩こう♪
d0347869_20033450.jpg
d0347869_20035013.jpg
d0347869_20034439.jpg
こちらから、雰囲気たっぷり見られます。




by yukinokano2 | 2017-12-15 20:08 | アート

Journal de Yukino KANO, journaliste culinaire.  パリ在住ライター加納雪乃が綴る、フランス食文化を中心にした、おいしい日々の記憶。文章&写真の無断転載禁止。
by yukinokano2
プロフィールを見る
更新通知を受け取る

検索